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太陽光買い取り、2年連続引き下げ

太陽光買い取り、2年連続引き下げ

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 太陽光の買い取り価格が家庭用、事業用とも2年連続で引き下げとなった。家庭用(出力10キロワット未満)は1キロワット時あたり38円から37円に。事業用は出力10キロワット以上で36円から32円となった。有識者が議論する経済産業省の「調達価格等算定委員会」のとりまとめを受け、茂木敏充経済産業相が最終決定した。

 導入拡大に伴う発電設備の価格下落や性能向上などにより、発電コストが低下していることなどが買い取り価格に反映された格好。システム機器価格は、2013年は4~6月に1KWあたり44万9000円(既築)だったものが、7~9月に43万2000円となるなど、3カ月ごとに2~4%の下落がみられ、2014年に入ってからも下落が続いている。2009年度から再開された国の住宅用太陽光補助は3月31日で終了となったが、補助金はなくとも、まだ太陽光導入の費用対効果は高まっていることが影響したとみられる。

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