既築住宅の防音工事に関する協会がこのたび設立された。名称は一般社団法人日本住宅防音協会(東京都港区)。代表理事はアールデザイン(広島県広島市)の河南功社長。9月には協会設立の趣旨説明会を行う。9日に岡山、10日大阪、11日東京、19日福岡で開催する。
同協会の目的は、防音工事の技術向上と消費者への啓蒙。防音工事に関する正しい知識、施工方法などのガイドラインを策定する。具体的には、音の測定方法やどのレベルまで防音するかの施主との確認方法などをまとめる。誤った防音工事をしないための手順が説明されている。
「防音工事は、施工業者の技術格差が問題です。ガイドラインで品質を統一していきます。またよくあるトラブルとして、生活者の方は工事で音が完全に遮断できるという誤解があります。施工業者と消費者双方の正しい知識を啓蒙していきたい」(河南代表理事)
説明会への問い合わせはアールデザインで受け付けている。

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