国土交通省は省エネ住宅ポイント(旧・住宅エコポイント)事業で対象となる建材、設備を発表した。現在、登録製品は窓、窓ガラス、外壁・屋根・天井または床の断熱材、太陽熱利用システム、高断熱浴槽の5部位の計7,375品番。これらを用い、省エネ基準を満たした工事にポイントが与えられる。
今回登録された建材、設備は、過去に行われた復興支援・住宅エコポイント制度で登録されていた製品のうち、省エネ住宅ポイント制度の性能に合致するものに限定されている。
1月29日現在、対象となっている各部位の建材、設備のメーカー数、品番数は以下の通り。窓の断熱改修では22メーカー、2,830品番。窓ガラスの断熱改修では17メーカー、1,035品番。外壁、屋根・天井または床の断熱材では33メーカー、2,530品番。太陽熱利用システムでは8メーカー、525品番。高断熱浴槽では17メーカー、455品番。
節水型トイレ、高効率給湯器、節湯水栓の3部位については後日公表する予定。また、新たな対象建材・設備については今後募集を行い、登録完了次第、随時更新していく計画だ。
省エネ住宅ポイントは、省エネ関連リフォームや一定の基準を満たした新築住宅にポイントを発行する制度。最大30万ポイント(耐震補強を加える場合は最大45万ポイント)を付与。ポイントは、商品券や地域振興券との交換、もしくは追加のリフォーム工事費用に充てることができる。
今回の省エネ住宅ポイント制度では大きく2つの点で新しくなった。1つは水まわり関連の対象製品に高効率給湯器と節湯水栓が新たに加わった点。2つ目は、既存住宅を購入し省エネリフォームをした場合にも、他の省エネ工事のポイント数と同数分(最大10万ポイント)が付与される仕組みが加わった。
ポイント発行期間は、3月上旬から。予算の執行状況によるが、遅くとも今年11月末までには締め切る予定。
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