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山岸、「ヤマキシ」リフォーム本格参入ホームセンターを専門店に転換

山岸、「ヤマキシ」リフォーム本格参入 ホームセンターを専門店に転換

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 「ヤマキシ」の名称で福井県と石川県でホームセンターを展開する山岸(福井県あわら市)が、本格的にリフォーム事業に参入する。昨年11月23日には8店舗あるホームセンターの1店舗をリニューアルし、リフォーム専門店としてオープン。初年度のリフォーム売上4億8000万円を目指す。

山岸 ユニットバスは9台を横並びで展示ユニットバスは9台を横並びで展示

330坪にキッチン21台

 リフォーム専門店「リフォームヤマキシ」としてオープンしたのは、ヤマキシ野々市店。330坪の店内には、各メーカーのキッチン21台、トイレ15台をはじめ、洗面化粧台10台、ユニットバス9台といった水まわり設備機器がずらりと並ぶ。中でも力を入れているというキッチンは1台を実際に利用できる形としており、料理教室などのイベントで使用するほか、予約をすれば、個人ユーザーが実際に使うこともできる。

 ホームセンターの一部にリフォームコーナーを設けるケースは多いが、店舗のすべてをリフォーム店舗化したケースは珍しい。理由を山岸直貴クリーンエネルギー推進室社長室長は「差別化のため」と話す。同社は6、7年前からホームセンター事業での競合増加から新規ビジネスとして水回りを中心としたリフォーム事業を開始。メーン商圏である金沢市は、水まわりリフォームの競合が多い地域であり、差別化のため専門店を開設した。

 販売手法としては、キッチン、バス、トイレをそれぞれパック商品化。ラインナップはグレードごとに9~10段階用意しており、キッチンなら工事費込みで39万8000円~となる。

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