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建材や設備を扱うプロショップがこのところ続々とオープンし、盛り上がっている名古屋。
2009年9月、プロ向けショップ「住宅資材館」をオープンしたのは建材販売のタック(愛知県名古屋市)だ。取り扱い商品は数多く、木材関連商品や水まわり関連設備、内外装材、断熱材、金物、副資材など幅広く取り扱う。リフォーム工事などに必要な設備・建材を店内で見て購入できる。朝の7時に開店していることもあり、その日現場で急に必要になった材料などを購入できる点も事業者にとってメリットが大きい。同社ではさらに三重県に同様のショップ「タッカーズ四日市店」をオープン。今後の計画では、年内に愛知県内に2箇所、岐阜、などにも拡げていく計画だ。
無垢材で差別化
上場企業の名古屋木材(愛知県名古屋市)は、プロショップ「木材コンビニA'zen館」を2010年10月28日にオープンする。ここでは全体の6割が無垢の木材を商材にしている。ホームセンターなどで扱っていない商品を取り扱うことで差別化を図るとされる。
地元では先行して建材の現金販売店を3店舗展開している圓屋(愛知県名古屋市)もこのほど岡崎市に4店舗目をオープンした。同社では接客サービスを徹底してリフォーム会社、工務店のファン獲得に努めている。
トステムも4店舗
このようなプロ向けショップは名古屋以外にも全国的に増えてきている。大手建材メーカートステムも「建デポプロ」を関東を中心に今年から展開している。現在は東京に2拠点、埼玉県、千葉県にある。また、ホームセンター各社も早朝オープンのプロ向けショップを拡充している。
現金だけでなくクレジットの利用や、一部では配送サービスもあり、リフォーム会社にとって利用しがいがありそうだ。

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