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カインズ、大型リフォームに参入初年度の売り上げ目標10億円

カインズ、大型リフォームに参入 初年度の売り上げ目標10億円

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 カインズ(埼玉県本庄市)が大型リフォーム事業に参入した。キッチンや壁紙等の交換ではなく、間取り変更を伴うような大規模な工事を請け負う体制を整えた。今後は数百万円に及ぶ改修の受注を拡大させる。

千葉ニュータウン店「365」コーナー
千葉ニュータウン店「365」コーナー

 大型リフォームに対応するのは、グループ会社の「カインズ365(サンロクゴ)」だ。365は、大工、配管、電気等複数の専門技術者が関わるような大掛かりな案件について対応していく。

 現在は、カインズ本部、ホームセンター「カインズホーム」の東京都の青梅インター店、千葉県の千葉ニュータウン店の3店舗にそれぞれ1人ずつスタッフを配置している。店舗内のリフォームコーナーに365の事務所を併設している。

 スタッフ全員が建築士資格と1級建築施工管理技士などの資格保持者であることが特徴。現在も本部で資格保有者の5人が研修を受けており、その他の店舗に配属されていく予定だ。

 「ホームセンターということで、『小規模な交換工事しかできないのでは』というイメージが先行し、大型を取りこぼしてきた経緯があります。今後は1級建築士事務所を掲げて、大規模なリフォームもできることを消費者にPRしていきます」(同社担当)

 365の初年度売り上げ目標は10億円。365とは、毎日(365日)の意味。

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