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エディオン(大阪府大阪市)が中古住宅の売買仲介事業に参入する。ブランド名は「エディオンハウジング」。9月1日、兵庫県の伊丹店にコーナーを開設した。リフォームの提案も合わせて、ワンストップサービスを行う。11月には広島本店でも事業を展開する予定だ。
伊丹店のコーナーイメージ
リフォーム提案、ワンストップで対応
伊丹店では同コーナーに200平米を割いた。スペースには接客カウンターとデスクスペースがある。デスクスペースではファイリングされた物件情報を自由に閲覧でき、併設の休憩コーナーと合わせてゆっくり検討できるようにしている。
物件情報は、大阪府北部や伊丹市を中心に200件程度を集めた。これは同社のスタッフが販売に適すると判断した物件を厳選したものになる。今後は営業マンが順次適する物件を追加する。
また、顧客がより広範な物件情報の提供を希望する場合は、接客カウンターにて3人の宅建の有資格者が対応する。
エディオンハウジングの強みは、中古住宅の仲介からリフォーム、資金相談、家電の選択までをワンストップで行う点。住設の交換工事は、店舗内のリフォームコーナーに案内し、選択できる。
また、大型リフォームの案件になる場合は、子会社のエディオンハウスシステムと連携。建築士が相談に応える流れだ。
また、家電の選択にはポイントサービスを利用できる。物件購入者に仲介手数料の10%をポイントとして付与し、家電の購入に活用してもらう。
「当社がリフォーム事業を始めた際、気軽に相談できる場所を提供することを目標にしておりました。不動産事業も同様に気軽に立ち寄れるスペースを提供することが狙いです」(同社広報担当)
同社は5年後をめどに同事業で年間50億円の売り上げを目指す。2018年までに近畿、中京エリアの大型店20店舗でサービスを展開する計画。

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