ローコストにも高級住宅にも対応
年間約200棟の新築着工実績があり、年商約55億円のアルプスピアホーム( 長野県松本市)。大手ハウスメーカーや大手のローコストビルダーを除けばその着工数は1位。だが、危機感を募らせる。「長野県の着工戸数は年間8000棟くらいなのですが、半分は大手企業で、長野県の資本は県外に流れています。さらに、10年後にはそもそも新築着工が4000棟を切ってしまうのではないかと。そのためにも1番の人気店になることが重要です」(石田正也社長)
アルプスピアホームは今年4月APHグループを組織し、経営ビジョンを打ち出したウェブサイトを立ち上げた
既に対策を取り始めた。顧客数拡大のために2019年5月にスタートした新築がジャストピアハウスという1600万~1700万円ほどのロープライス住宅。月々3万円台からの家づくりという打ち出しで宣伝。「松本店では3~4人の担当で年46棟も受注できました」(石田社長)

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