シンプルなデザインでコストを抑えながら、自然素材を活用した住宅フランチャイズを運営するLIFE QUARTET(三重県津市)は、遊び心があるデザインで人気が高いドイツの家具ブランド「KARE(カレ)」とコラボレートした規格住宅「KARE HAUS(ハウス)」を販売開始する。7月27日には鈴鹿市内でモデルハウスの見学会を開催予定だ。
ドイツの家具ブランド「KARE( カレ)」とコラボ
ドイツのKAREは、60カ国以上でショップ展開するデザインレーベル&メーカー。今回の規格住宅は、熱狂的なファンを持つKAREのアイテムが生きるデザインとした。外装には世界ナンバーワンのシェアを持つドイツのSto社の塗り壁材を採用。内装にはモールディングを付けるなど高級感あるデザインとしている。販売価格は1700万円(税別)、利益率は32%を想定する。
「個を表現する時代といわれている昨今、個性的なアイテムを持つKAREとのコラボはそのトレンドにマッチしていると考えました。われわれとお客様がしたい自己表現を具現化した商品にできると思います」(山本航聡社長)
LIFE QUARTETの加盟店は自動的にKAREの特約店に登録され、アイテムの扱いが可能となる。住宅に合わせた具体的なコーディネートはKARE側が施主ごとに、予算内で実施。家具の予算目安はリビングが100万円、寝室や外構を含む総額で300万円前後となる。納期はドイツから取り寄せるため1カ月半前後となる。
商品販売に合わせてできたモデルハウスは約28坪の正方形型2階建て。内装だけではなく、ガーデンファニチャーやオブジェを配置し外回りにもこだわった。
モデルハウスのテーマは「ノンデザインクチュール」。同社の山本社長は「KAREの家具が入ることで、かなり洗練された仕上がりになっている。KAREは日本国内でも人気で、2万人はいるというファンに向けKAREのネーミングライツやロゴも使用させてもらいながら積極的にアプローチしていく」と意気込む。
7月27日14時からはモデルハウス見学会を開催。三重県鈴鹿市の近鉄名古屋線白子駅に集合し、近くのホテルでイベントを行ったあとモデルハウスに移動して17時頃までを予定する。申し込みは同社ホームページの専用フォームから。
山本航聡社長
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