
建材・住設機器の流通を軸に、施工も手掛ける立花産業(山形県酒田市)は、工務店の支援を強化している。その一環で、築39年の木造2階建ての戸建てをフルリノベーション。性能向上リノベモデルハウスとして運営を開始した。活用するのは、県内の工務店。断熱等級7、耐震等級3の家で集客し、実際に性能を体感してもらうことで、リノベーションの受注をサポートする。

旧実家を改修
同社は1932年創業で、山形県内の工務店約300社と取引を持つ建材流通事業者。2024年12月期の売上高は約11億円で、内訳は建材やサッシ、住設機器の流通が70%以上を占めて、25%を住宅、非住宅を含めた下請けの施工事業。自社職人6名を抱え、内装工事も内製化している。
リノベーション前は、夏は暑く冬は寒く、大型車が通るだけで揺れる家だった
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