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SAKAI、食事会でコミュニケーションの円滑化に、自己開示シートを活用

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SAKAI、食事会でコミュニケーションの円滑化に、自己開示シートを活用

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工務店のSAKAI(大分県大分市)は対前期比126%で19億7000万円を売り上げている。業績好調の要因は社員間でのコミュニケーションの円滑化や情報共有・進捗可視化の徹底だ。上司が部下と一対一で行う食事会制度の導入や、オフィス内での営業活動のステータス共有の推進により、業務効率化につなげている。

負担額4000円

SAKAI 食事会の様子。手にしているのは自己開示シート食事会の様子。手にしているのは自己開示シート

同社では、社員間の良好な関係性の構築やその結果としてコミュニケーションの円滑化を実現するため、上司が部下と月1回、一対一で食事会をすることを推奨している。上司が直属の部下と食事会をするのが基本だが、他部署の社員でも認められている。社員数53人に対し、食事会の月の件数は約30回に上る。1回の食事会における会社の負担額は4000円。年間約150万円が発生する計算になるが、臼井社長は「費用を上回る効果が期待できるため安い」と語る。

食事会を単なる雑談の時間で終わらせないために活用するのが自己開示シートだ。同シートは幼少期の様子や学生時代の部活、現在の興味・関心など自身の人となりをまとめたもの。食事会で同シートを見せ合い相手に対する理解度を深めて関心や共感を抱くことで、社員間のコミュニケーションが円滑に進み、結果として会社全体の生産性が向上することを狙う。臼井社長は「相手に対する理解度が高ければ、相手が好む仕事のやり方などが分かります。相手を理解する一手間がなくなるため生産性が高まります」と語る。食事会後は社員全員が社内のグループチャットで食事会中の写真を「証拠写真」としてアップロードしている。

食事会によって新入社員の離職率が下がり、離職率0%を実現した。

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