工務店の増子建築工業(福島県郡山市)は7年ほど前に「りりこ」というブランド名でリノベーション事業を立ち上げ、リノベーションの売上高を伸ばしてきた。年商約5億7000万円のうち、同事業の売上高は、約4割にあたる約2億円を占めている。現在、注力しているのは、単価3000万円の実家リノベーションだ。
実家を残すリノベに注力
断熱、耐震工事で高性能に
年10件を受注
実家リノベ施工事例。アーチ形の扉を残したいという依頼があり、リビングへの入り口として再利用
元々は新築をメインで手掛けていた増子建築工業は、「りりこ」というリノベーションブランドを立ち上げ、改修事業に力を入れている。前期は年間10件ほどのリノベを手掛けた。現在、同社がとくに力を入れているのは、「ゆずリノ」という実家リノベだ。従来は、築年数が経ったら、建て替えるという選択が当たり前だったが、あえて、実家を残すという提案を消費者に行うようにしている。

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