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2014年住宅市場予測を発表「増税以降中古住宅に流れる」

2014年住宅市場予測を発表「増税以降中古住宅に流れる」

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 今年も中古住宅の成約件数は増えそう―。長嶋修事務所 不動産コンサルタントの長嶋修氏が2014年の住宅市場予測を発表した。

 長嶋氏は2013年は特に中古マンション市場が好調で、価格は2007年のミニバブル水準まで回復したと指摘。今年も成約件数、成約価格上昇というトレンドが続くと予測した。4月の第1弾の消費増税以降、中古住宅へ流れる向きも出そうと話す。

 また、2014年度からスタートする「長期優良中古住宅制度」が中古住宅+リフォームの起爆剤となるか、業界での注目度が高まってきていると分析。

 さらに同年度から始まる新住宅情報データベースの設計についても指摘。「このデータベースとホームインスペクションの普及によって、金融機関の中古住宅の評価手法が確立されると、中古の価値は一律下落ではなく、建物の質や劣化具合によって差が出てくる」と話す。

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