船井総合研究所(大阪府大阪市)が昨年発足させた「シニアホームケアビジネス研究会」の会員が急速に増えている。
この研究会では主に「高齢者を対象とした見守りサービス」を入り口に、固定客の獲得と高粗利のリフォーム受注を得るためのビジネスモデルをマニュアル化して提供。具体的にユーザーに提案するサービスは「ミマモリサービス」を中心に「リフォームサービス」、「コンビニサービス(小工事サービス)」「生活サポートサービス(家事代行サービス)」の4つ。
「ミマモリサービス」は、外部のコールセンターとボタン一つでつながる見守り連絡システムと、センサーなどの機器の設置、月一回ヘルパーが訪問する定期訪問サービスをセットにして、月額3980円で提供する。このサービスを入り口商品として地域の固定客と安定的な収益を確保。定期訪問で小工事や家事代行、リフォームの高単価商品受注につなげていく。
見守り&訪問などセットで月額3980円
既に40社を超えるネットワークを構築。今年中には100社を目標としており、全国各地で定期的に事業説明会も開催している。
参加費用は初期加盟金として50万円 (3年更新)、月会費として2万5000円 (ともに1エリア)となっている。

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