カワムラ(北海道旭川市)のリフォーム専門ショールーム「増改館」が来年1月に2周年を迎える。
「増改館」の内観
「増改館」の平均来場者数は、昨年より1割ほど増え、毎月約600組が来場。定期的に開催している市民まつりなどのイベントが奏功し、リフォーム全般の相談所として認知されてきたためとみられる。
増税後は水まわり関連で厳しい状況が続くが、電気代の値上げに対して光熱費を抑えるリフォーム相談は増加している。
同社は定期的に「まるごとECOリフォーム」のイベントを行い、一戸建て中古物件を全面改修した姿を公開している。10月26日の回では、完成物件ではなく工事途中のものを公開した。骨組みされた建設中の家で、断熱の仕組みが確認できる。当日は15組が来場。リフォームによる省エネや光熱費の削減効果に興味を持つ声が多かった。
今後はさらに、太陽光発電やエコキュートなどの提案にも力を入れていく。寒冷地ならではの断熱・省エネの提案を強化していく考えだ。同社の前期リフォーム売上高は11億円。年明け1月末に着地の今期売上高も同水準となる見通し。

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