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売り主にインスペクションを実施
年商11億円の不動産会社ハウスウェル(埼玉県さいたま市・天池健二社長)は、無料のインスペクションを実施することで、不動産売却仲介の成約率アップに成功している。
モデルルームで売り主にリフォーム提案
同社の不動産売買の仲介件数は年間450~500件。その9割以上が中古物件だ。そこで、他社との差別化を図るために、2年ほど前から、不動産売却の査定の際に、無料インスペクションサービスを開始。現在は、月間10〜20件のインスペクションを実施している。これによって、査定から成約に至る確率は倍増した。
インスペクションを実施するのは、同社の営業マン。34、5人の営業マンのうち、約8割が「一級建物アドバイザー」の資格を取得しており、インスペクションの実施が可能だ。
インスペクションにかける時間は30分ほど。外回りの目視に始まり、基礎、床下、屋根、レベルのチェックを行う。レベルのチェックには、レーザー測定器を使用。終わったら建物検査報告を行う。

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