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- > 近鉄不動産、築25年社員寮を賃貸にフルリノベ
近鉄不動産(大阪府大阪市)は、マンションの一棟丸ごとリノベーション事業に参入した。ブランド名は「Refio(リフィオ)」。8月9日に、第一号物件を完成させ、内覧会を開催した。同物件を担当する首都圏事業本部の田中晋志課長に話を聞いた。
まるで複数のトンネルで構成されているようなレイアウトの「トンネルタイプ」の住戸。
秘密基地のような感覚を味わうことができる
ほど良く交流できる共用スペース
同物件は、東京メトロ有楽町線および副都心線の地下鉄成増駅から徒歩5分に立地。グループ企業が所有していた築25年の社員寮にリノベーションを施し、全28戸の賃貸住宅に転用した。デザイン監修と専有部の改修工事はハプティック(東京都渋谷区)が担当。リーシングには同社の「グッドルーム」を利用した。
同物件の特徴は、住戸の1つを「コモンスペース」にコンバージョンしている点。これは住民同士が交流できるように設けられた共用スペース。広さ約25平米の部屋に、その大部分を占めるような大きさのテーブルおよびキッチンが設置されている。通常は6時から24時まで利用可能。入居者は貸し切りにして使うこともできる。入居者同士の交流を促すイベントも開催する予定だ。さらに、屋上にも広さ11畳ほどのウッドデッキを設け、開放している。
コモンスペースは、共用のリビングとして自由に使うことができ、住民同士の交流を促す。
貸し切ってパーティーなどを開くことも可能

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