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年200戸計画、「リディアス」ブランド拡大
不動産仲介大手の東急リバブル(東京都渋谷区)は「リディアス」ブランドで展開している買取再販事業の強化に乗り出した。中古物件を買い取ってリフォームした後に売り出す事業で、前期は年間100戸の販売を手掛けた。今期は倍の200戸を計画しており、事業を大幅に拡大する考えだ。
買い取る物件は主に中古マンションで、1都3県エリアのものが中心。築年数は30年を超えるものが主流。過去の販売実績からすると52%を占める。専有部の面積は55~70平米。リフォーム後の物件の販売価格の平均は約2900万円。
「立地がよく、見た目もきれい、それでいて同レベルの新築に比べて30~40%割安だという点が人気」と事業開発部長の菊地洋一氏は話す。
売りは安心感。内装を解体した後に躯体検査を実施。第三者機関の診断士が劣化状況などを検査し、必要な箇所を補修する。診断結果は購入者に画像と報告書で公開する。リフォームしてしまうと見えなくなってしまう部分が知りたいという買い主のニーズがあったためサービス化した。改修前をオープンにすることで安心してもらう狙いだ。

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