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- > 三井不動産、「老朽」賃貸を「リファイニング」で再生
・三井不動産が提案する老朽賃貸リファイニングの依頼が増加している
・再生専用メニューにより、新築同様の眺望と耐用年数を回復
・建て替え費用・工期削減を武器に資産活用として今後も提案
新築同等の性能に改善
三井不動産(東京都中央区)は、賃貸不動産のオーナーに対する「老朽化不動産再生コンサルティングサービス」の提案を強化している。これは、「リファイニング建築」を活用した不動産再生法。同社では2016年8月に、同工法を開発した青木茂建築工房(福岡県福岡市)と業務提携を行い、昨年3月には第1号物件を完成させている。レッツ資産活用部の宮田敏雄チーフコンサルタントに同サービスの狙いやポイントについて聞いた。
賃貸で最も重要な外観は新築同様に刷新
老朽化物件の相談4倍に
「老朽化不動産再生コンサルティングサービス」とは、老朽化した賃貸不動産を「リファイニング建築」によって再生。さらに、リーシングやサブリースといった賃貸管理までを一括して三井不動産グループで引き受けるというもの。
5年ほど前には年間10件ほどだった老朽化不動産に関する相談が、現在では40~50件までに増加。耐震性に問題があるが建て替えは困難というケースも出てきており、再生専用メニューの開発が急務となっていた。

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