価値住宅、物件購入前に改修案をVRで

・価値住宅がリフォームプランをVRで作成するサービスを提供
・図面や撮影画像から最短2日でVR作成、早期売却が可能に
・同サービス目当ての加盟も広がり、認知が高まっている

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見積書もセットで提供

　中古住宅を買う前にリフォームイメージがわかる、そんな新しいサービスが注目を集めている。価値住宅（東京渋谷区）は、販売物件のデータをもとに、リフォームプランをバーチャルリアリティ映像で作成。見積書を付与して提供している。

VRデータの作成は「カチッと！ハウスR」の1サービスとして提供

改修例は500万円目安

　VRデータの作成は、現在、同社が運営するFC「売却の窓口」加盟店に提供する「カチッと！ハウスR」の1サービスとして提供している。

　同社は、売却用の物件に関する図面や撮影画像を受け取ってから、最短2日間でリフォーム後をイメージしたVRプランを作成。イメージの中で使用した設備や建材を盛り込んだ詳細な見積書とともに依頼先に戻している。

　リフォーム費用の目安は、マンションの場合、450万～500万円をイメージ。水まわり設備の全交換と床、壁、天井の表層の張り替えを行う。戸建ての場合は、耐震補強や断熱施工などを行う場合もあることから、依頼時のヒアリングから個別に金額を算出する。