LIFULL、「全国版空き家バンク」の掲載件数3100超に

・LIFULLが運営する空き家情報サイト、掲載数3100件突破
・全国の空き家情報を、一括して探すことができる点が最大の特徴
・持続的な活用のため、自治体と連携した活用モデルの作成も進める

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「農地付き」「店舗付き」でも検索可

　国土交通省が推進する「全国版空き家・空き地バンク」のモデル事業の1つとして、「LIFULL Home's空き家バンク」を運営しているLIFULL（東京都千代田区）。同サービスを含む、地方創生推進部部長を務める田村剛執行役員に、スタートから半年間の取り組みについて聞いた。

サイトでは、全国の自治体の空き家をまとめて検索可能

全国477自治体が参加

　「LIFULL Home's空き家バンク」とは、全国の空き家情報をエンドユーザーが調べられるサイト。空き家の所有者が自治体に対して空き家バンクへの登録申請を行い、それを受けた自治体が物件情報をアップロードしていく。購入を検討したい物件が見つかったユーザーは、自治体へ直接問い合わせを行い、売却交渉を進める。

　従来は自治体単位で空き家情報をまとめた「空き家バンク」が運営されてきたが、同サイトでは全国の空き家情報を一括して探すことができる点がポイントだ。