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・賃貸をカフェ風にリノベーションするプロジェクトの第1弾が完成
・可動式の特注キャビネットや、和室の畳に琉球畳を使用することで差別化
・内装デザインはカフェ風を意識して施工費は約200万円で、家賃は10%上げ
琉球畳でリラックス
山梨県で不動産賃貸業を行う山長(山梨県甲府市)の長田穣社長は、所有する賃貸アパート「グレイスロイヤル」をリノベして売りに出した。これは賃貸をカフェ風にリノベーションする、「Elegant Room(エレガントルーム)」プロジェクト第1弾だ。
オリジナルキッチンのあるLDK
特注キャビネット
この物件は築25年で、大きさは2LDKの58平米。一番の特徴は、キッチンの作業スペースと棚を一緒にした可動式の特注キャビネットだ。ターゲット層である20、30代の夫婦、もしくは子持ちを意識した。「賃貸のデメリットとして、キッチンの作業スペースが狭い。システムキッチンを導入しようかと思ったが、築浅の賃貸がシステムキッチンを導入しているため差別化ができないと思ってやめました」
そこでキャビネットのデザインを自ら考案し、職人に依頼した。「備え付けのキッチンでなく、棚と作業スペースが一体となっている可動式にしました。レイアウトも自由になるので、アイランドキッチンのようにもなる」

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