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オープンエー、築50年の老朽団地を再生サイト「団地R不動産」開設

オープンエー、築50年の老朽団地を再生 サイト「団地R不動産」開設

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サイト「東京R不動産」の運営や設計業務を行うオープンエー(東京都中央区)では、京都市伏見区にある築50年のUR賃貸住宅の再生を手掛けている。

築50年の団地を再生し若い入居者を呼び込む
▲団地R不動産サイト

「観月橋(カンゲツキョウ)団地」は約400戸の団地群。120戸ほどある空き家のうち60戸を同社が担当し、現在工事が進められている。

部屋サイズは35平米程度。問題点は既存の間取りでは冷蔵庫、洗濯機の置き場がない点と、狭く臭う浴室。部屋ごとの余分な間仕切りを撤去し、キッチンをアイランド型に配置することで、冷蔵庫と洗濯機のスペースを確保するプランにした。また、浴室は臭いの元となっていた排水の構造を改善し、より大きな浴槽を設置。また、浴槽を撤去しシンプルにシャワールームだけにしてしまう設計の物件も作った。

また、部屋の中に大胆な土間スペースを設け、床・壁は既存の仕上げを撤去し素材感をむき出しにしたデザインに変更したものもある。入居者募集、物件の魅力をピーアールするために「団地R不動産」というサイトも開設。同物件の紹介のみならず、住まいとしての団地の魅力を発信している。

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