リビングライフ、3社のリノベデザインを採用したマンションが人気物件に

防音、断熱施工を全戸で実施

　リビングライフ（東京都世田谷区）のリノベ済みマンションが好調だ。昨年11月、同社が一棟リノベ、販売したマンション「リリファ川崎ブライトクロス」の第一期7戸が完売。最寄り駅から徒歩約20分の物件が、防音や断熱などの性能をアップし、3社異なるテイストで人気物件に生まれ変わった。

外観イメージ。南側に86％が面しており、さらに隣物件とも25ｍ離れている好立地

3テイストから自由に選択

　当物件は、かつて社宅だった築29年の5階建てRC造。全入居者が退去後の昨年5月に同社が購入、リノベーションした。

　今回、全51戸の改修を異なるテイストでリフォーム会社3社に依頼した。20戸は北欧モダンテイストで住環境ジャパン（東京都世田谷区）が担当。ブルックリンテイストの部屋はcoto（コト・東京都目黒区）、アーバンシックテイストの部屋は、リビングライフのグループ会社である東横建設（東京都世田谷区）がデザインした。

　「全部屋を1社で負担するとなると厳しい。そこで専有部のデザインを行ってもらう3社を選定し、それぞれ特徴のあるテイストにしました」（ディベロップメント事業部建設部・赤野一将部長）