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- > さくら都市、戸建て中心に買取再販年間130戸販売
戸建て住宅を中心に年間130戸の中古住宅を買い取り、再生し、販売しているのが、さくら都市グループ(千葉県木更津市)だ。年商は17億円、そのうち中古住宅の販売は14億円となっている。今期は200戸超の販売を計さくら都市 画している同社の中尾佳正社長に事業戦略を聞いた。
物件に応じてリフォームを施す
物件仕入れの8割がユーザー直
同社の事業モデルの一番の特徴は、物件の仕入れの8割以上がユーザーからの直接買い取りであること。このため、仕入れ価格を抑えられ、販売価格が低くても十分な利益を出すことができる仕組みになっている。また、販売についても、7、8割は自社で行っている。このため、1件の平均販売価格は1000万円程度
だが、300万~400万円の粗利を確保できている。
ユーザーからの直接仕入れを増やすために、宣伝・広告活動には特に力を入れている。例えば、木更津市、袖ケ浦市、君津市、富津市、市原市、千葉市、東金市、大網白里市、茂原市、成田市、習志野市、船橋市で計30台ものフルラッピングバスを走らせている。
この他、主婦層をターゲットにした週1回、お昼の時間帯に流すテレビコマーシャルや、週刊のタウン誌4誌への広告掲載などを行っている。さらに、女性スタッフだけで運営しているレディース店を用意するなど、女性ユーザーが相談しやすい体制をつくっている。

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