【業種別リフォーム売上ランキング2019・不動産・ゼネコン・デベ部門】4位の大京リフォーム・デザイン、フルリフォームに注力

定額制パックをリリース

「不動産・ゼネコン・デベ」部門で4位にランクインしたのは、大京グループのリフォーム会社・大京リフォーム・デザイン（東京都渋谷区）だ。売上高は62億5000万円。前回の5位から順位を上げた同社の戦略を聞いた。

菅野 啓・首都圏事業部ゼネラルマネージャー

定額制で金額の不透明性をクリアに

同社のリフォーム案件の大きな源泉は、大京グループのライオンズマンション等（53万6522戸）の入居者、大京穴吹不動産からの中古マンション（年間6580戸）の購入者だ。現在注力していることは、メインのターゲット層である大京アステージが管理する「ライオンズマンション」に住む50代以上のエンドユーザーのニーズに合致する商品を提供すること。今年6月には、定額制フルリフォームパック「エルズ マイスタイル」の販売を開始した。同商品は、自由設計の間取り変更（グレード・内装カラーを選べる平米単価制定額パック）、グレードで選べる水まわり4点パックから自由に組み合わせるセミオーダープラン、さらに床暖房など豊富なオプションを選択可能。加えて現場管理アプリ「ANDPAD 」を活用した施工の見える化など、さまざまなサービスも充実している。