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大東建託グループが戸建ての買取再販に乗り出した。同社は、賃貸事業領域で保有する顧客基盤や、ネットワーク、仲介力などを最大限に活用すると発表。持ち家志向の顧客に中古戸建て住宅を提供していく。新たな事業展開の狙いは何なのか、担当者に話を聞いた。
【リポート/編集部 堀口泰生】
持ち家志向の40代をターゲットに
自社の部屋探しサイトや、顧客基盤、協力業者など、大東建託グループの賃貸事業領域でのネットワークを買取再販事業に生かしていく
大東建託グループの大東建託リーシング(東京都港区)は、今年5月から関東エリアの1都7県において、戸建て買取再販事業「Reコダテ(リコダテ)」を開始した。同社では、大東建託グループの事業領域拡大に伴い、この事業を昨年4月から試行運用していた。
戸建て買取再販事業「Reコダテ(リコダテ)」のロゴ
物件の仕入れは、自社がエンドユーザーから売却依頼を募り、購入する。もしくは、売却できる物件を持っている人を協力不動産会社から紹介してもらう。
仕入れる物件は、新耐震基準を満たした物件が中心だ。主な工事内容は物件によるが、水回り機器の入れ替え、外装と内装のリノベーションなど。基本的に、躯体に触れるような間取り変更は行わない。

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