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- > 水回り+外装+不動産3本柱で売上4割増、匠和美建
水回りに強い匠和(しょうわ)美建(佐賀県佐賀市)が新たに外壁塗装と不動産仲介業の専門店を開設した。新事業開始とともに、ショールームをオープン。店内には3つの専門店が同居し、それぞれ的を絞って販促。2021年度は前年比4割増となる6億9000万円を売り上げた。
外装・不動産事業を立ち上げ
3つの専門店で6.9億円
- 3つの専門店が1つのショールームに同居
150坪店舗に住設63台展示
2020年度の4億9000万円に対して140%となる売上6億9000万円を達成した匠和美建。福岡にある既存の一店舗に加え、佐賀にあった店舗を閉鎖して近くに150坪のショールームを開設したことが増収を後押ししている。この新店舗を起爆剤に、従来の水回りに加え、外壁塗装と不動産仲介を始めた。事業の細分化が奏功している。
店舗の特徴は、1つのショールーム内に先の3つの専門店が同居していることだ。店内に大きな仕切りを設けてそれぞれの特色をアピールしている。1つ目は水回りコーナーだ。ここにはキッチン15台、トイレ12台、バス6台など住設63台を展示している。また、「匠ペイント」という屋号をつくり、カラーチャートの展示がなされた外壁塗装のコーナーを設置した。さらにはLDKモデルルームの展示もあり、ここは不動産仲介+リフォームの屋号「いえサガ」専用のコーナーに。それぞれの顧客層、ニーズに合わせた接客、提案を可能にしている。

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