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フロンティアホールディングス、中古住宅リフォームで差別化今期25億円へ

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フロンティアホールディングス、中古住宅リフォームで差別化 今期25億円へ

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不動産売買仲介事業を手がけるフロンティアホールディングス(大阪府大阪市)の業績が好調だ。原動力となっているのは中古住宅の仲介にリフォームを組み合わせるという差別化戦略。改修売上は18億円にも上る。

フロンティアホールディングス 中古物件を購入してリフォームした事例中古物件を購入してリフォームした事例。最初は新築を検討していた人が中古住宅に変わることもよくある

仲介売上は15億円

同社は2007年に設立し、不動産売買仲介事業を柱としている。それ以外にはリフォーム、戸建て事業などを手がける。関西に10店舗構え、2021年12月期の売上高は58億円。経常利益は約8億円。2022年12月期は売上高78億円、経常利益12億円を見込んでいる。

フロンティアホールディングス 業績の推移

不動産フランチャイズ「センチュリー21」に加盟し、大阪に4店舗、兵庫に3店舗、奈良に2店舗、京都に1店舗を展開。年間約1500件ほどの売買仲介実績があり、その売り上げは年間15億円ほどだ。この売り上げは約1000店舗あるセンチュリー21加盟店の中でもトップ級だ。

売買仲介市場は参入業者が多く、仲介会社は全国に10万社以上ある。そのようななかでなぜこれだけの売買仲介に成功しているのか。その要因について中西栄仁社長は家探しの選択肢を提供することだと話す。「例えば2500万円ほどの予算がある方がいらっしゃったら、2通りのご提案をします。1つは2500万円くらいの物件のご提案。もう1つは1800万円の中古物件を購入して、リフォームに700万円かけるのはいかがですかという提案をします。リフォームのご提案をすることで、お客さんの家探しの幅が広がるんです」(中西社長)

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