- トップ
- > 不動産・デベロッパー
- > 静岡鉄道、買取再販強化中古マンションを再生販売
静岡鉄道(静岡県静岡市)の不動産住まい事業部では買取再販事業を手がける。同事業部では、運営する路線沿線で新築建売や不動産売買仲介、リフォームなどを手掛けている。
新築より割安、売れ行き好調
実際に中古マンションを買い取りリフォームして販売した物件
注力している買取再販事業は中古マンションを同社が買い取り、改修後の販売するビジネス。「リノウス」というブランドで、年間約20物件販売している。売上は約5億円。
仕入れる物件は築20年前後で60〜80平米程度のファミリータイプ物件が中心。買取の窓口となっているのが不動産仲介を担う「静鉄不動産」。県内5店舗を構え、物件の売却希望者の相談に対応。「最近は相続物件を早期に現金化したいというご要望が出てきており、買い取って欲しいという依頼が増えています」。仲介事業を起点に、仕入れた物件は、同社のリフォーム部門にて改修を担う。改修には平均700万円ほどかける。「原状回復というより、リノベーションと言える物件を提供しています」と不動産住まい事業部長の鈴木誠氏。オンリーワンと感じれられるデザインを取り入れること、あえて「万人受け」を狙わない方が売れ行きが良いと話す。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
2025/06/16掲載
-
1653号(2025/06/16発行)15面
-
1652号(2025/06/09発行)17面
-
1652号(2025/06/09発行)18面
-
1651号(2025/06/02発行)13面