神奈川で買取再販78戸販売、拡大続くユナイテッドスタイルの戦略

断熱性を重視したリノベを推進

神奈川の横浜、川崎、湘南といった3エリアを商圏にマンションの買取再販を行うユナイテッドスタイル（神奈川県横浜市）。ファミリー層をメインターゲットとしながらも幅広いニーズに応える物件を取り扱い、毎年1～2割の業績アップに成功している。2025年5月期は販売戸数78戸、売上高は前年比約13％増の約25億円だ。

神奈川3エリアでマンション再販
年間78戸販売、売上高は25億円

2名で90戸仕入れ

同社は2006年に設立。もともとディベロッパーで勤務していた4名で、新築物件の販売代理会社として立ち上げたと柿島武志社長は話す。

「私も設立メンバーですが、社長は別の人間でした。2018年に私が社長を継ぐのですが、その頃には販売できる新築の件数もかなり減っていて。そこから中古マンションの買取再販を行う会社に方向転換しました」（柿島社長）

商圏を神奈川の横浜、川崎、湘南といった3エリアに絞り、社員数11名の少数精鋭で事業展開を行う同社。その規模を拡大せずとも取扱戸数、売上高ともに毎年1〜2割ペースで増やし続けている。2025年5月期の販売戸数は78戸で、前期の66戸から12戸増。売上高は約25億円で、前期の約22億円から約13％増加した。