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丸尾興商、管材商社が新ビジネス・輸入壁紙の専門店開業

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丸尾興商、管材商社が新ビジネス・輸入壁紙の専門店開業

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要約すると

・管材商社の丸尾興商が、輸入壁紙専門店をオープン
・見本帳は100冊で、ブランドの背景も伝わるように陳列を工夫
・インスタグラムでも店舗情報と壁紙の魅力を発信している


見本帳100冊・ブランド背景も紹介

 静岡県静岡市に輸入壁紙専門店「Wonderwall(ワンダーウォール)」がオープンした。店内にある見本帳は100冊、壁紙はロールで200本。取り扱い商品は5000点にも及ぶ。同店を運営するのは、管材卸商市場で静岡県トップクラスのシェアを誇る丸尾興商(静岡県島田市)だ。

丸尾興商 壁紙のロールを置くだけでなく、家具や照明と合わせて空間をつくり上げている壁紙のロールを置くだけでなく、家具や照明と合わせて空間をつくり上げている

 同店はただ商品を陳列するのではなく、ブランドや作家の世界観が伝わるディスプレーになっている。例えば、ウィリアム・モリスのコーナーには壁紙だけでなく、モリスに関連する書籍なども置いている。

 「それぞれのブランドの背景にあるストーリーがおもしろい。私自身、輸入壁紙に引かれたのはそういうストーリーでした」と言って丸尾高史社長が紹介してくれたのは、イギリスの「COLE&Son」のアードモアコレクションだ。アードモア・スタジオはアフリカ・ジンバブエ生まれの女流陶芸作家が設立。地元の雇用支援も兼ね、デザイナーを育て上げていた。その功績が認められ、エルメスの陶器にも採用された。「独特の色彩感覚があり、コロニアル調の雰囲気を醸し出していて、見本帳を見るだけでワクワクします。背景を知ることで愛着がわいたり、そのブランドがより好きになる。店内でできるだけ紹介しようと思っています」(丸尾氏)

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