400社ネットワークで全国対応
新築マンションでは、発泡ウレタン吹き付け断熱が一般化しているにも関わらず、改修ではほとんど利用されていない実態を知っているだろうか―。小川商事(京都府京都市)では既存マンションへの活用を本格化、全国約400社の施工ネットワークをもとに、性能向上提案を進めている。
既存マンションへの活用を本格化
マンションへの吹き付け断熱が本格的に利用され始めたのは、今から約30年前にさかのぼる。
コンクリートの躯体に対し、グラスウールやボード型の断熱材ではどうしても隙間が生じ、結露が発生してしまうためだ。発泡ウレタンを活用することにより、換気口や貫通管回り、サッシ枠まわりといった隙間が生じやすい場所でも気密性が保持され、結露が生じない空間づくりが可能となる。
発泡ウレタン材の販売を行う小川商事では、直接施工はしないものの、全国に施工ネットワークを構築。その数は北海道から沖縄まで約400社に及び、どの地域でも対応できる仕組みを作り上げた。

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