コロナで売上高は減収
OCHIホールディングス(福岡県福岡市)は5月8日、2020年3月期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比0.4%減の1042億1900万円で減収となったが、売上総利益率の改善などにより営業利益は同6.4%増の20億3600万円、経常利益は同6.3%増の22億6400万円の増益となった。純利益は3.1%増の14億2600万円。
建材事業は、熊本地震の復興需要に落ち着きが見られたうえに新型コロナウイルスの影響で機器の供給、工事の遅延などが重なり、売上高は同2.9%減の697億6800万円。環境アメニティ事業は子会社化した太陽産業の寄与などもあり、売上高は同19.7%増の145億3700万円。また加工事業の売上高は、同2.7%減の154億7100万円、その他事業は8.0%減の47億6500万円だった。
なお、2021年3月期は新型コロナウイルスの影響が算定可能となった段階で発表する予定。

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