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《リノベーション物語》axle御茶ノ水、社員寮からコワーキングスペースへ

《リノベーション物語》axle 御茶ノ水、社員寮からコワーキングスペースへ

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リノベーション物語ロゴaxle 御茶ノ水

5月7日、東京・御茶ノ水にコワーキングスペース「axle(アクスル)御茶ノ水」が誕生した。仕掛けるのはトヨタグループの東和不動産(愛知県名古屋市)だ。同施設は、1966年中央大学の学生会館として建設され、1978年トヨタ自動車が購入し、社員寮として使用していた建物をリノベーションしたもの。トヨタグループをはじめとした大企業とベンチャー企業が交流し、イノベーションを起こすことを目的としている。

東和不動産 「axle(アクスル)御茶ノ水」をオープンBefore:旧外観コワーキングスペース
「axle(アクスル)御茶ノ水」をオープン

入居者のアイデア創出を意識

axle 御茶ノ水は地下から屋上まで全8フロアで構成されている。主にトヨタグループを中心とした大企業が入居する大区画からベンチャー企業向けの小区画まで用意する。

施設ではシェアオフィスやコワーキングスペース、ラウンジ、プロジェクトルーム、イベントスペースなどを提供。ウッドデッキが張られたテラスにはテーブルが設置されており、入居者同士で交流ができる。また、電源やWi-Fiを完備しているため、気分転換に外で仕事することも可能だ。

東和不動産 axleは車軸や心棒を意味し、ロゴの「a」は車軸を表現Before:旧シェアオフィス
axleは車軸や心棒を意味し、ロゴの「a」は車軸を表現。45度の傾きは、同施設から最も上昇できる角度で飛び立ってほしいという願いが込められている

施設内は、モノトーンでシンプルに仕上げている。その理由について事業推進本部事業開発部企画Gの青山純也氏は「コンセプトとして施設は黒子、色は入居者と考えています」と説明する。

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