「ナイスサポートシステム」で、さまざまなツールを用いて工務店の支援を行う

建材流通の大手ナイス(神奈川県横浜市)は、資材の流通だけでなく省エネ計算をはじめとするさまざまなサポートも行う。約1000社の工務店が活用し、手が回らない部分までサポートすることで差別化を行う。また、中古不動産の流通や国産材活用を進めるべく、買取再販も強化している。
工務店支援と中古再生を強化
自動計算システム開発
同社は、建築資材の調達から加工、供給を主に、住設機器販売や施工を行う。さらに、取引先である工務店の補助金などの書類作成サポートを手掛ける。前期(2025年3月期)の連結売上高は増収増益で、2430億5400万円(前期比7.6%増)、営業利益は46億2800万円(同5.1%増)だった。
売上高の内訳は、木材事業の加工、販売、建材、住宅設備機器の販売を行う建築資材事業が1830億8200万円(前期比7.7%増)、施工などを手掛ける住宅事業が507億9600万円( 同11.4%増)、その他が91億7400万円(同11.2%減)。
同社は、建築資材の調達・供給とともに、住宅の省エネ計算や申請支援を行う「ナイスサポートシステム」を展開する。地場の工務店を中心に、全国約1000社の工務店が利用する。同社では16名体制で対応する。入会金は無料で、年会費5万円(税別)で利用できる。
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