ビデオ会議、「背景」見栄え良く
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が明け、今後の住宅トレンドはどう変わるのか。四国4県で展開する建材卸業者森熊(愛媛県松山市)は内装、特に壁紙が変わると予測する。在宅ワークが増え、オンライン会議を行う企業が増加し、映る背景に気を配る必要が出てきたからだ。
さまざまな壁紙で住まい手の個性を演出
DIYユーザーの来店増
「こんな時じゃないと壁紙の張り替える時間取れないからね」
全国で緊急事態宣言が実施されていた5月ゴールデンウイーク期間中、同社が運営する消費者向け壁紙専門店WALLPAPERHOUSE高松店には何人もの20~30代のユーザーが訪れ、輸入壁紙を購入していった。多くはDIYを好む人で同店の常連の顧客だ。
同社が来客からヒアリングしたところ、ニーズは大きく2つあることがわかった。1つは壁紙を変えて家の中での気分を一新したい。もう1つは在宅ワークで行うオンライン会議の時に映る背景が気になる、ということだ。

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