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桐を利用した空間提案を強化、ダイワが12色の床材に合う壁材を発売

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桐を利用した空間提案を強化、ダイワが12色の床材に合う壁材を発売

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塗料、塗装機器などを扱う総合商社ダイワ(東京都台東区)は、桐のフローリング「桐日和(きりびより)」シリーズと、新たに発売した壁材「しぶきかべ」で、桐を利用した空間提案をより強化していく。

ダイワ 全12種の桐のフローリング「桐日和(きりびより)」シリーズ全12種の桐のフローリング「桐日和(きりびより)」シリーズ

桐日和は、桐を使用したカラーフローリング。木の色味に近いベーシックな色から、明るい色など、全12色を用意。オイルフィニッシュで二液のウレタンを塗装しているため、油や熱に強く、摩耗性が高い。桐の風合いをなくさない色味となっており、着色も同社が担っている。

同社が手掛ける桐は、品質を重視しており、板目ではなく柾目を材料とし、3年間かけた独特の製造工程を経た桐のみを使用している。その工程では、桐に含まれているタンニンによる染みをなくすため、抗菌効果と防虫効果を低下させない程度にあくを取り除いている。

桐は、断熱・保温性に優れている素材であり、床材としてこだわりの施主に提供していきたい考えだ。設計価格は1㎡2万円。購入は同社から直接可能だ。

また同社では、天然ゼオライト湿式内壁材「しぶきかべ」の販売を開始した。多孔質であるゼオライトは調質性に優れているため、アレルゲンの原因となるカビの発生を抑え、ダニの発生を防ぐ効果がある。また、非常に高い消臭効果があり、タバコやペット、料理の臭いの消臭も期待できる。つなぎ材に樹脂を使用していないため、多孔質であるゼオライトの機能を最大限に発揮できる製品となる。色は桐に合うように淡い色の桜色や藍白など和風色を展開している。「将来的には、工務店と提携し、桐を使った空間提案を目指します」(山田修DC事業部部長)

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