ジューテック、「住実」総合カタログを発行

ZEHカテゴリー新設で断熱関連充実

ジューテック（東京都港区）は4月、「住実総合カタログvolume.05」を発行した。同社のプライベートブランド「住実」として年1回発行しているもので、内装建材や外装・基礎まわり関連、住宅設備など約50カテゴリー、1万1000アイテム以上を掲載。大手メーカーの主力商品だけでなく、隙間商品まで網羅している。

新たなカテゴリー「ZEH・レジリエンス」を追加

5回目の発行となる今回は、新たなカテゴリー「ZEH・レジリエンス」を追加。外皮や断熱に関わる商材をはじめ、エアコンや給湯器などの充実を図った。「太陽光、蓄電池、ZEHの補助金が出るのに必要なアイテムもそろえました。エネルギー計算に必要なものも載せているので結構な商品数になります」と仕入部の鈴木俊祐マネージャーは話す。

同社では総合カタログだけでなく、毎月新商品情報をリリース。昨年秋からはインテリアの取り扱いも開始し、ベッド、テーブル、収納用品などを強化。同社ではインテリアを床やフロアの延長線上ととらえ、壁材に取り付けるタイプの収納器具など内装建材と親和性の高いものをラインナップしてきた。

今後は特定のカテゴリーにとらわれず、オリジナル商品の拡大を目指す。現在、「住実」内でのオリジナル商品数比率は約１割、販売金額ベースでは約２割となる。接着剤など副資材や床材の人気が高い。「今回のZEHのように、これから世の中に普及していくものを顧客に提案していきたいです」（理事・岡田和彦仕入部長）

理事
岡田和彦 仕入部長

仕入部
鈴木俊祐 マネージャー