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ドローン・フロンティア、写真1枚で屋根面積を測定ドローン活用した計測アプリ

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ドローン・フロンティア、写真1枚で屋根面積を測定 ドローン活用した計測アプリ

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ドローンを使った外壁点検などを行うドローン・フロンティア(東京都荒川区)は、このほど、屋根面積計測アプリ「屋根はかる君」の提供を開始した。ドローンを利用することで、屋根に登らずに寸法が計測できる。

ドローン・フロンティア 屋根面積計測アプリ「屋根はかる君」屋根面積計測アプリ「屋根はかる君」

「屋根はかる君」は、ドローンで屋根を真上から撮影した上、屋根の一辺を実測するだけで屋根面積を算出するアプリ。勾配の計測も建物を側面から撮影することで計算できる。撮影するドローンの機種を選ばないため、購入済みのドローンの活用が可能だ。

これまでもドローンを活用した計測アプリは、「機能が複雑で取り扱いが難しい」、「特定の機種しか使えない」という声があり、今回の開発に至った。同社の府川雅彦社長は「機能を屋根面積の算出だけに絞り、機種を問わず使えるように開発しました。誰でも使えるリーズナブルな価格を意識しました」と話す。

使い方はスマホやPCに同アプリをインストールし、物件を登録。計測したい画像を開き、実測した箇所を画面上で線を引くと屋根面積が算出される。屋根に登っての計測と比較し、計測時間が2分の1ほどに短縮される。また、屋根に直接触れることがないため、現場調査の際に職人や家主に同席してもらう必要がないため、日程調整の手間が削減できる。他にもスタンプ機能で、屋根の破損箇所をメモしておくことも可能だ。

「すべての屋根の形状に対応できるわけではありませんが、10件ある現場調査のうち、5、6件をドローンに置き換えられれば、費用や手間を削減できます」(府川社長)

利用料金は初期費用が3万円。1IDにつき月1万6800円となっており、ID数による割引制度もある。

ドローン・フロンティア 府川雅彦社長府川雅彦社長

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