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石崎製作所、新社名を「イシザキ」へ

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石崎製作所、新社名を「イシザキ」へ

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 流通事業者の石崎製作所(東京都大田区)が2013年10月1日より社名を変更する。新社名は「イシザキ」。エンドユーザー本位の事業展開を強化することが目的で、ホームページやカタログの変更も行う。

 石崎製作所は1935年に創業後、当初は弁の製造などの事業に取り組んでいた。流通事業を始めたのは1962年。INAXの代理店となったことがきっかけだ。その後、1971年5月に茨城、1974年3月盛岡に支店を開設し、流通事業の対応エリアを広げてきた。

 「この度社名変更することになったのは、2006年からの社内改革で、従来とはお客さんの層や、営業手法が変わってきたためです。中身が変わっても見た目が変わらないと、以前と同じイメージを持たれることがありますので、社名を変え、新しい会社の姿勢を見ていただければと考えています」(石崎信之常務取締役)

 社名変更と同時に流通事業を「ディックス(DICS)事業部」と改称。Dual Intelligent Concierge Systemの訳で、意味は2重の知的なコンシェルジュシステム。同社が1顧客に対し、直接会う「フィールド営業」と電話で対応する「インサイド営業」の2名体制で対応していることに由来する。この体制により、電話即答率99.1%、60分以内の見積提出率63.7%と高い数字を出している。

 今後は、エンドユーザー本位の基本姿勢をもとに、単なる流通事業にとらわれない事業展開も考えており、約5000社ある同社の顧客間でのビジネスマッチングも積極的に行う予定だ。

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