ハウス・デポ・ジャパン(東京都江東区)が運営するハウス・デポ・グループは4月14日、決起大会を開催した。これは全国の建材流通店が加盟するFC組織で、334社が集まり、今期の飛躍を誓った。
会ではまず吉田繁会長が挨拶。同社が加盟店に対して勧める月ごとの決算算出の重要性について語った。吉田会長は、40年前に月次決算を行い、自社を低迷期から脱出させた事例を紹介。「経営を最もよくする方法は月次決算にある。今期は加盟店の皆様にはぜひ、月次決算を何が何でもやっていただくことをお願いしたい」と業績拡大の方策について説いた。
続いて、木戸保行社長が登壇。「新築マーケットの縮小が進む2015年のテーマは"勝ち残る会社作り"。『哀願型』、『倉庫管理型』営業から脱却し、マーケティング戦略を持って、市場を分析し自社の立ち位置を明確に」と語った。
その上で今期方針として「社長会、実務担当者会の実施」「月次決算の提出と改善アドバイス」など加盟店をサポートする5事業をより強化していくとした。またリフォームの強化についても2点言及。1点目は、リフォームの見積書作成の効率を高めるツールソフト「お積さん」の普及拡大。2点目は新築・リフォーム問わず、住宅の完成を保証するハートシステムの利用拡大。リフォームで年間180棟の利用を目指すとした。
会の終わりには、業績の優れた加盟店を表彰する年間最優秀賞と会長賞を発表。最優秀賞にハウス・デポ関東(千葉県習志野市)が輝いた。

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