横浜の住宅展示場内にある瀟洒な二階建て住宅が、輸入建材の専門商社ハウディーのショールームである。この家に使用されているドア、窓、床などの建材は、すべて同社が輸入代理店として取り扱う商材だ。本物志向で上質な家づくりを目指す人にとって、見所の多いショールームとなっている。
カナダメリット社とハウディーのコラボレーションから生まれたキッチン「JOY」。無垢材のキャビネットは経年とともに味わいが深まる。
ワンランク上のこだわりの家づくりを提案
東京のベッドタウン、田園都市沿線エリアにある住宅展示場「ハウスクエア横浜」。その中に建ち並ぶモデルハウスのひとつが、ハウディーのショールームだ。もともとハウスメーカーのモデルハウスであった建物を同社が譲り受け、取り扱う輸入建材をふんだんに使ってリフォームし、一棟まるごとショールームにした。日本ではまだあまり普及していない建材を実際に住宅に施工すると、家の雰囲気がどのようにグレードアップするか、またいかに個性豊かになるかを体感することができる。
展示されている商品は木製品が多い。無垢のフローリングもそのひとつ。
「無垢材の板は、一枚一枚の色が微妙に違ったり、たまに節が入ったものがあったりと個性的で決して同じものはありません。使い込むほどに味が出て、愛着が増すところが魅力です。その魅力をこのショールームで感じ取っていただけると幸いです」(コーディネーター安藤美佐子さん)
(左上)映画のワンシーンのような高級感溢れる北米階段
(右上)欧米では一般的に使われているバーンドア。機能面より「ドア」という家具があるインテリアの雰囲気を重視している
(左下)旧帝国ホテルの設計で知られる建築家フランク・ロイド・ライトのオリジナルデザインに基づくアンダーセン社のアートガラス
(右下)ペディスタイルスクエア洗面台はスタイリッシュで機能的なデザイン。コンパクトサイズなので2台目の洗面台としても最適
注目の新製品は「Barn Door(バーン・ドア)」だ。バーン(Barn)とは「納屋」という意味があり、欧米のファームハウスにある倉庫などに使われているドアスタイル。最近は欧米のインテリアに広く使われており、特にリフォームで人気がある。まだ日本では馴染みが少ないが、今後の普及にむけて同ショールームでは情報の発信をして行く予定。

ハウディー横浜展示場
神奈川県横浜市都筑区中川1-4-1 ハウスクエア横浜№6
横浜市営地下鉄ブルーライン「中川駅」より徒歩2分
OPEN/10時~18時
CLOSE/月曜 OPEN時も担当者不在の場合があるので事前連絡要

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