楽天(東京都品川区)は2012年7月17日より家庭用ソーラーパネルの販売サービス「楽天ソーラー」を開始した。
同サービスの最大の特徴は、中間事業者を通さずにソーラーパネルの販売・設置までを一貫して行うことで、販売価格を抑えた点。伊藤忠グループの日本エコシステム(東京都港区)と提携することで、品質を落とさずに低価格でサービスを提供する体制を構築した。
実際の価格は国内大手メーカー製の多結晶太陽光発電システムパッケージモデル(材工)で、3.33kWが115万5000円、3.88kWが132万円、4.44kWが148万5000円となる。
また、同サービスではソーラーパネルの購入を検討する際、「楽天ソーラー」のサイト上で設置予定の住所を入力すると、衛星写真をもとに、屋根の大きさや形状を確認して、建物に適した製品を自動的に割り出せる。加えて、国や自治体からの補助金、想定される発電量、年間で節約できる電気代などを試算できる見積もりシミュレーションも用意している。

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