認知度向上から直接受注活動へ
LPガス販売事業大手のミツウロコ(東京都千代田区)は地域密着の提案型店舗「エコイス」で2013年春からリフォーム相談会を開催する。従来はキャンドル作りやうちわへの絵描きなど、直接は契約に結びつかないイベントを定期開催していたが、地域での認知度が向上してきたこともあり、直接受注型のイベントに切り替えていく。
ミツウロコでは2010年11月より、都心部でのリフォーム顧客獲得を目的に商業施設内への店舗出店を進めてきた。現在の合計店舗数は首都圏を中心に12店舗あり、そのうち9店舗はイトーヨーカ堂店舗への出店となっている。1拠点当たりの店舗面積は20坪〜25坪。店舗への来場数は月に1500〜2000人(イトーヨーカ堂9店舗の来場数)となっており、買い物に来た主婦がふらりと立ち寄るケースが多いそうだ。

商業施設でリフォームの相談会を開催
「都心部はガスを提供しているお客様が少ないため、顔が見える店舗を作ることによって認知度を高めることが狙いです」(廣谷賢エコイス事業部課長)
今年度はリース事業に力を入れており、特にガラストップのガスコンロの引き合いを多く獲得している。
「最初から大型の工事獲得は難しいのでガスコンロできっかけづくりをしています」(廣谷課長)
ガスコンロはリースも含め40〜50台の成約につながっており、今後も継続して行う予定だ。

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