リフォーム事業者の86%は住宅設備・建材の納期遅延の影響を受けていることが、本紙調査で明らかになった。遅延問題が深刻化してから約1年経過したが、未だ以前の納期に戻っていない商材が少なくない。なかでも、給湯器の納品が遅れているようだ。
8割の企業「資材の納期が遅延」
給湯器、2〜3カ月待ちも
- 建築資材の納期の遅延状況について

殺到する注文
生産に遅れ
本紙はリフォーム事業を手がける214社に住宅設備・建材の納期の状況について調査を行った。納期遅延問題が深刻化し始める前の納期と比べて、かなり遅延していると答えたのが19%だった。やや遅延しているが67%で、遅延している事業者は全体の86%となった。
なかでも遅延が深刻なのが、給湯器だ。給湯器メーカーのリンナイ(愛知県名古屋市)は、昨年9月にガス給湯器全シリーズが通常納期よりも遅れていると発表。その後現在に至るまで、合計7回の納期遅延のお詫びを発表している。
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