太陽光発電の設置意向は3割強で3年前の調査時より減少。設置する場合「初期費用」「発電量」「どのくらい光熱費を節約できるか」などを重視する。マイボイスコム(東京都千代田区)が行った太陽光発電に関する調査で分かった。
同調査によると、太陽光発電システムを取り付ける条件が整っている場合の設置意向は「設置したい」「どちらかといえば設置したい」が合わせて31.5%で、2012年調査時の49.1%に比べ減少傾向。設置する場合の重視点は「初期費用」(77.4%)が最も多かった。
また太陽光発電システムの魅力については「光熱費が節約できる」(55.5%)が最も多い結果。「停電、災害時など非常時に電力が確保できる」は女性が多く、男性を約11ポイント上回っていた。
一方、不満・不安点は「費用がかかる」「初期投資を回収できるか分からない」「費用対効果がどのくらいあるか」など、費用に関する項目が多かった。
調査は今年4月1~6日に実施、1万1666件の回答を得た。

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