東京ガス(東京都港区)は10月20~23日、住宅・建築関係者向け展示会「TG-NEXPO 2015 住まいとエネルギーの未来をともに」を新宿パークタワーで開催した。
展示テーマは「3つのNEXT」。新しい暮らし方を提案する「NEXT HOME」、既築ストックや地域コミュニティへのアイデアを紹介した「NEXT FIELD」、水素社会やエネルギーの自由化への取り組みを示した「NEXT ENERGY」で構成した。
「NEXT HOME」では、衣食住や安全・安心、スマートウェルネスといった同社による暮らし方提案の上位に、『自分仕様が実現できる暮らし』というコンセプトを新たに設定。これを軸に、住宅の一次取得層である30歳前後世代向けの家と、今後増加が見込まれる「40代・単身女性の家」の2つのケースを、会場内に実際の住宅を再現して展示した。設計は同社主催「住まいの環境デザイン・アワード」受賞建築家が担当した。
「NEXT FIELD」のブースでは、住宅市場や地域に関する社会経済状況を分析し、同社やグループ会社、協力会社が提供できるアイデアをまとめた。例えば、「住まいの安心サポートの拡充」では、同社グループのリビングエンジニア社が「空室管理サービス」による空室対策をはじめ、水まわりやカギのトラブルなどの駆けつけサービス(来年4月から開始予定)を提案した。
住まいの断熱リフォームでは、ウッドワン社や朝日ウッドテック社などと「楽冷暖」パッケージを提案。冬期のヒートショック問題については、追いだき用の温水熱を利用し浴槽の足元部分から温風が噴き出す「ホッとバス」を対策として提案している。
別会場では「住まいとエネルギーの未来」に関する各種セミナーが開催された。
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