解体現場見学会に500人超
ストック関連事業に力を入れているミサワホーム(東京都新宿区)。その中核を成す「リファイニング建築」事業の第1号物件にて、解体現場見学会が7月7日に開催された。来場者が500人を超えるほど注目を集めている同事業について、共同事業者である青木茂建築工房(東京都渋谷区)の青木茂社長とミサワホームの佐藤徹開発事業部長に話を聞いた。
今回の見学会のうち、初回には予想を大幅に超える150人弱が参加
「リファイニング建築」とは、既存建物の耐震化や耐用年数を大幅に向上させて不動産価値を高めるというもの。建物の物理的な耐用年数を約50年延長させることができるため、新築と同等の条件で融資を行う銀行も表れている。
今回の物件は、北海道が東京都渋谷区に所有する築53年の旧職員住宅。4階建ての鉄筋コンクリート造で住戸数は18、延べ床面積約1017平米の建物だ。公募で行われた事業者選定の際は、他社が建て替えによる事業計画を提案する中、同社は既存の建物を生かした「リファイニング建築」を提案、見事選定を勝ち取った。

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