純利益過去最高を更新
積水ハウス(大阪府大阪市)は、2020年1月期第2四半期累計(2月~7月)の決算を発表した。連結売上高は前年同期比20.5%増の1兆2078億円、経常利益も同41.1%増の1165億円と大幅増収増益。また純利益が同33.9%増の774億円で、同期間としては過去最高を更新した。
リフォーム事業では、引き続き提案型リフォームや省エネリノベーション等の環境型リフォームへのシフトを推進。昨年12月に発売したグリーンファーストリノベーション「いどころ暖熱」の提案が大型リフォームを後押しし、受注は前年同期比で増加。売上高は775億1800万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は 122億1300万円(同13.6%増)となった。なお2020年1月期通期は、売上高は前期比9.6%増の2兆3670億円、純利益は8.1%増の1390億円とする従来予想を据え置いた。
同時に発行済み株式のうち500万株、100億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。株式市場でこうした好業績と株主還元強化を好感した買いが入り、1年3カ月ぶりの高値をつけ、9月9日に予定株数の取得を終了した。

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